マルチタスクとシングルタスクは結局どっちがいいのか?

仕事

マルチタスクとシングルタスクどちらが良いの?

マルチタスクとシングルタスク。

 

マルチに仕事をこなそうとか一つの仕事に集中しようとか、正反対の意見を見かけます。

結局のところどちらがいいのか?

 

それぞれの特徴について考えてみました。

 

 

マルチタスクのメリット

マルチタスクは時間を有効に使える。

私が考えるマルチタスクの一番の利点はこれです。

 

これをやってる間にこっちもやっといて、問い合わせが来たらすぐに返信して。

とにかくレスポンスを速くしてその場で処理することでタスクが溜まらないようにします。

 

平行して業務を進めることで常に何かをしている状態になるので、無駄な空き時間がなくなります。

 

問い合わせにもすぐに返信することでメール見てなかったから対応が遅れた、なんていう自体も防ぐことができます。

 

 

マルチタスクのデメリット

反面、デメリットもあります。

 

素早く返信すること自体は良いことなのですが、素早く返信するためには常にメールやチャットを気にしなければなりません。

 

別の作業をしている最中にチャットが飛んでくるとすぐにチェック。

作業中のタスクを中断することになるのでその都度、集中力が途切れます。

 

集中するまでにかかる時間は20分程度と言われています。

つまり一度途切れると再び集中するまでに20分程度かかってしまうのです。

 

細かい仕事であればいいのですが、大きい仕事になると集中力が毎回途切れることで作業効率が大きく下がってしまいます。

 

また、マルチタスクをするとアドレナリンが放出されます。

そのためシングルタスクよりも一つの作業に対する生産性は下がるにも関わらず、達成感を得ることが出来ます。

 

ある調査によると大半の人がマルチタスクのほうが生産性が高いと答えているそうですが、実際に調べてみるとシングルタスクに比べて生産性は低かったそうです。

 

生産性が低くなっているにも関わらず、生産性が高くなったと思っている人が多い理由がこのアドレナリン放出によるものなのです。

 

 

シングルタスクのメリット

目の前の業務に最大限集中出来る。

これに尽きます。

 

マルチタスクと違い、ノイズが入ることがないので集中状態を保ちやすいです。

前述の通り、マルチタスクに比べて生産性も上がります。

 

途切れた集中状態を取り戻すには脳のエネルギーを消費します。

1日の中で脳のエネルギーを無駄なく最大限に利用するにはシングルタスクが最適です。

 

 

 

シングルタスクのデメリット

シングルタスクのデメリットはレスポンスが遅くなりがちということです。

 

シングルタスクを行うためにはノイズを全て排除する必要があります。

メール、チャット、電話など全てシャットアウトするので返信がどうしても遅くなりがちです。

 

緊急案件の場合、その遅れによってシワ寄せが発生する可能性があります。

 

 

 

まとめ

マルチタスクとシングルタスク。

それぞれのメリット/デメリットを綴ってみました。

 

で、結局のところどちらがいいのか。

私の結論はその人の業務内容によるです。

 

なんだそれ!と思われたかもしれません。

しかし、それぞれのメリット/デメリットを見比べるとこのように結論づけるしかありません。

 

例えば、プログラミングのような完了するまでに時間のかかるタスクを行う業種の方はシングルタスクで生産性を上げたほうが良いでしょう。

 

一方でリーダーのように全体を見る立場の人がシングルタスクを行い、レスポンスが遅いとなれば全体の仕事が遅れるということになりかねません。

 

自分の業務にとってどちらが最適か?

メリット/デメリットを見比べて、判断する必要があります。

 

もちろんシングルタスクとマルチタスクを使い分けるというやり方もあります。

私は今のところこれが自分にとってベストだと考えています。

 

細かい業務が溜まっていたり、問い合わせが多くなる時期はマルチタスク。

時間がかかるタスクがある場合はシングルタスク。

 

その時々の業務状況に合わせて使い分ける

 

自分の生産性を最も上げるにはどうすれば良いのか?常に考えながらベストな働き方を模索しています。

 

 

それではまた。

 

 

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