つい上から目線で怒ってしまう
人は批判されると正論であっても従おうとは思わない。
自身の経験からも明らかなこの心理。
仕事では意識して批判しないように心掛けています。
批判することのメリットが全くないこともよくわかっています。
しかし、わかっているのになかなか出来ない。
そんな場面がひとつだけあります。
子育てです。
子どもに対してはわかっていてもなかなか出来ません。
約束を守らなかったり、言うことを聞かなかなったり、生意気を言ってきたり。
つい批判的な言葉を使いがちです。
疲れが溜まっているときなどは特にです。
頭ではダメだとわかっていてもコントロールが出来ません。
相手が大人であれば我慢できるのに子供だと我慢できないのはなぜでしょう?
心のどこかで子供は自分の言うことを聞くものと先入観を持っているからでしょうか?
子供を自立した一人の人間だと考えてないからでしょうか?
全て頭ではわかっていることです。
子供は自分の所有物ではないこと。
自我を持った一人の人間だということ。
個人として尊重しなければいけないこと。
わかってはいるのですが実践するとなるとものすごく難しい。
言うは易く行うは難し。
です。
怒れば怒るほど子供は言うことを聞かなくなり、わがままが増えます。
これは経験からも明らかです。
そして褒めたり、認めてあげたり、遊んであげたりするとビックリするくらい素直になります。
子供が言うことを聞かなくて腹が立つときこそ褒める。
子供のことをいかに大切だと思っているか言葉にして定期的に伝える。
この2つをやるようにしてから驚くほど子供が素直になりました。
逆に子供の要求を断ったり、冷たい態度を取った日は露骨に言うことを聞かなくなります。
子供が言うことを聞かないというのは親なら誰もが持つ悩みだと思いますが、
よく考えると大人も子供も関係ないですよね。
相手が子供だと無理矢理言うことを聞かせようとしてしまいがちですが、大人が相手ならふつうそんなことしません。
(する人もいますが )
大人相手にあれやれこれやれと押し付けても反感買うだけってわかってるのに子供に対しては押しつけがちなのはやはり、下に見ているところがあるからなんでしょうね。
相手が大人でも子供でも言う通りに動いて欲しければ、自分からやろうという気持ちにさせること。
そのためには褒めること、相手を認めることが一番重要だと子育てを通して気づくことが出来ました。
それではまた。
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