朝が1番辛い
愛犬の突然の死から一夜が経ちました。

昨夜は眠りにつこうとする度に、愛犬の死に様が頭に思い浮かびなかなか寝付けませんでした。
朝起きると2階の寝室から1階のリビングへと続く階段をおります。
階段の下ではニコとムギの2匹がシッポを振りながら毎朝迎えてくれました。
今日からは迎えてくれるのはムギだけです。
ひとしきり犬たちを撫でてからは朝のおやつをあげるのが日課です。
今日から食べるのはムギだけです。
毎朝のルーティンからニコの姿が消えてしまいました。
ニコを失ったことを嫌でも強烈に思い出してしまいます。
これからは遺影におはようと挨拶し、おやつを供えることが日課になります。
今朝はニコがいなくなった現実を改めて突きつけられたようで涙が溢れました。
明日から毎日こんな気持ちを味わうのかと思うと起きるのが怖いです。
家にいると嫌でも気持ちが沈んでしまい、子どもの相手もまともにしてあげられないので実家に行くことに。
今までは家で留守番だったムギも家に1人だと可哀想なので一緒に連れていきます。
ムギもニコがいなくなったことが不思議なようで家中を探し回っています。
その姿を見るとまた涙が溢れてきます。
ムギと一緒に実家に向かう道中もニコがいたらこんなことはなかっただろうなと思い、また悲しい気持ちになってしまいました。
(ニコはビビリ過ぎたのでどこにも連れていけませんでした)
実家ではニコとの思い出の品はないので少しは気持ちが晴れましたが、
ムギを連れて実家の周辺を散歩したとき本当なら左手にはニコのリードを持っていたのになと考えてしまい、また悲しい気持ちになってしまいました。
ニコのことを笑って話せるようになるにはまだまだ時間が必要です。
しばらくは何をしてもニコのことを思い出してしまいそうです。
まだまだ何回も泣いてしまうでしょうが、少しずつ受け入れていくしかありません。
少しでも心を落ち着かせるために遺灰を入れるアクセサリーを買おうと思っています。
これでどこに行くにも一緒です。
家で1人で寂しくないようにという建前ですが、本当に寂しいのは私です。
まだまだずっと一緒にいたかった。
来世とか天国とか魂とかスピリチュアルなことはあまり信じていませんでしたが、
すがりたくなる気持ちがわかりました。
あれは現世に残された人間が生きていく力を持つために必要な考え方だったんですね。
また、生まれ変わって私の元へ帰ってきて欲しいと願わずにはいられません。
それではまた。
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