ニコ備忘録 その4 続ニコ大脱走

フェンスの外からこちらを見ている

天国、来世、四十九日、仏壇。

 

死にまつわるこれらの考え方や行事。

天国も来世もあるわけない。

四十九日のような行事なんて寺が儲けるために作ったもの。

 

仏壇も場所取るだけで家に置きたくなんかない。

 

 

ずっとそう思っていました。

 

 

ニコがいなくなってこれらにどれだけ意味があったのかということに初めて気づきます。

 

 

火葬場でニコとお別れするとき、

天国で楽しく遊んでね。

来世も私のところに来てね。

と自然に声をかけていました。

 

 

家ではニコの骨壷を棚に置いて、遺影を飾り、花を添え、毎日おやつを供えています。

やっていることは仏壇と同じです。

 

 

これらの考え方や行事は

生きている人間が自分の気持ちを整理するため、落ち着けるために必要不可欠だったんだと実感しました。

 

 

来世や天国という考え方がない、仏壇という概念もない、節目の行事もない。

もしそんな世界だったら自分の気持ちを整理することが出来ず、

間違いなくもっと長い時間苦しむことになっているでしょう。

 

 

昔の人の知恵のおかげで自分の苦しみは少し楽になっていたんだなと感謝の気持ちが芽生えました。

 

 

 

さて、今日も続きです。

 

 

 

ニコ備忘録 その3 ニコ大脱走
ニコとの追いかけっこお金と幸せはイコールではない。欲しいものは何でも手に入れることが出来るようになるが、それがそのまま幸せにつながることはない。よく聞く話ですよね。私はこの考えに対してあまり賛同出来ませんでした。欲しいものはいくらでもあるし

 

 

 

庭にフェンスを設置してドッグラン化したことで脱走劇に終止符が打たれたかに思えました。

が、脱走劇はまだしばらく続きます。

 

 

フェンスが出来たことで安心してニコを庭で遊ばせていたある日。

庭で遊ばせている間、部屋に戻ってくつろいでいました。

 

ふと庭の方へ視線を向けるとニコの姿が見えません。

 

あれ?

どこだ?

デッキの下にでも潜り込んだか?

(うちは庭に面した窓にウッドデッキを作っており、その下に潜ることが出来ます)

 

 

念の為、庭に出てみるとニコがいました。

フェンスの外に・・・

 

 

フェンスの外からこっちをガン見しています。

 

 

なにーーーー!?

 

 

どう見ても周囲はすべてフェンスで囲まれているのにニコは外にいます。

頭の中はクエッションマークだらけ。

 

とりあえずニコを捕まえないといけないのでまたしても追いかけっこです。

1時間弱かけて捕獲。

 

この日から脱走経路探しが始まりました。

 

 

ニコは私たちが見ている間はずっと庭にいて脱走する素振りを見せません。

そのくせ、目を離すといつの間にかフェンスの外に出ています。

 

これを何度も繰り返しました。

 

 

何度も見ているとある程度パターンが見えてきます。

そして、フェンスの外にいるときはだいたい同じ場所をウロウロしていることに着目。

 

 

その辺りを徹底的に調べました。

 

その結果、ついに脱出経路を発見。

なんとウッドデッキの下の空間が縁の下と繋がっており、フェンスの外側へと続いていたのです。

 

 

これにはびっくり。

施工会社もフェンス建てるときに気づけよと一瞬思いましたが、とにもかくにも対策です。

続いている通路にブロックを設置し、塞ぐことに成功。

 

ようやく脱走を防ぐことが出来ました。

 

 

その後は庭に出している間も安心して家でくつろげます。

と思いきや、まだ続きが。

 

 

フェンスも設置した、通路も塞いだ、もう抜け道は間違いなくありません。

にも関わらずまたニコが外にいます。

 

 

なんでだよ!!!!

 

これも数日で答えが見つかりました。

脱走の瞬間を目にしたのです。

 

 

今回は至ってシンプル。

ニコはジャンプしてフェンスを飛び越えていたのです。

 

これには呆然。

フェンスの高さは90cmで設置しました。

 

ニコが立ち上がってようやく顔が出る高さです。

 

そのフェンスをニコは助走もせず、その場でヒョイッと飛び越えます。

犬の身体能力を舐めていました。。。

 

何十万もかけて設置したフェンスが無意味に。。。

 

しかし、それからなぜかニコは一度もフェンスを飛び越えることはありませんでした。

 

 

理由はわかりませんが、フェンスが無駄にならずホッと胸を撫で下ろした次第です。

 

 

ようやく脱走劇に終止符が打たれたのです。

 

 

続きは明日。

 

 

それではまた。

 

 

 

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