ニコ備忘録 その10 別れ

ニコありがとう

続けてきたニコの備忘録も今日で終わりです。

 

最後はやはりニコとの別れを書き綴ることになるので、

あまり書きたくはないですがしっかりと書いていきたいと思います。

 

 

愛犬の突然の死 心がえぐられるようです
あまりにも突然で心の整理が追いつかない いつも通りの朝。 目が覚めて2階の寝室から階段を降りるとニコとムギの2匹の犬が迎えてくれます。 ひとしきり撫でると朝のおやつタイム。 特にニコは食への欲求が強いので...

 

愛犬の死から一夜明けて
朝が1番辛い 愛犬の突然の死から一夜が経ちました。 昨夜は眠りにつこうとする度に、愛犬の死に様が頭に思い浮かびなかなか寝付けませんでした。 朝起きると2階の寝室から1階のリビング...

 

↑こちらの記事と重複する部分が多いかと思いますが、続きです。

 

 

 

ニコ備忘録 その9 ちょっとした後悔
もっとかまってあげればよかった デスク環境を整えました。 スクリーンバーと呼ばれるモニター上に設置するライトを購入し、収納ラックを購入し、PCスタンドを購入しました。 ほんの1週間前に物欲が無くなったと...

 

 

息子を加えた6人での生活が始まって半年。

別れは突然訪れました。

 

 

2022年3月19日のことです。

 

この日は土曜日。

いつものように朝を迎えました。

 

2階の寝室から1階のリビングへ降りると寝ていたニコとムギが起き上がって出迎えてくれます。

ひとしきり撫でたあとは朝のおやつ。

 

毎日のルーティンです。

 

午前中に来客の予定があったため、ニコとムギの相手はそこそこに部屋の片付けや掃除を行います。

ニコは構ってほしそうに見ていますが掃除が優先。

 

子ども達も起きてきたので朝ごはんを食べさせたり、着替えさせたりしているとあっという間に約束の時間が近づきます。

 

準備は一通り終わったのでソファに座ってニコを撫でながらお客さんの到着を待ちます。

 

お客さんが来るとニコがいち早く気づき、外に向かって吠え始めます。

玄関へと向かいお客さんを家へと招き入れます。

 

来客があるとニコは毎回ビビって吠えまくります。

この日も相変わらず。

 

ニコをなだめながらお客さんと話をするために目を離したそのとき。

背後からドン!っという音が聞こえました。

 

何事かと振り返るとニコがソファから落ちていました。

何度か落ちたことがあるのでまたか、と思っているといつもと様子が違います。

 

両足をピーンと張ったまま目がうつろです。

 

慌てて駆け寄り呼びかけますが反応が明らかにおかしい。

数秒後、今まで聞いたことがないような声をあげたかと思うとそのまま動かなくなりました。

 

 

え?嘘だろ?

直感ではこの時もうすでにニコは死んでいるということをわかっていたような気がします。

 

同時にそれを認めたくない自分がいて必死で直感を否定します。

 

まるで夢の中にいるような感覚でした。

現実感がないままとにかく病院へ連絡。

 

話だけではわからないので病院につれてくるように言われ、すぐにニコを連れていきます。

ニコを抱き上げて車に載せるのですが全身の力が抜けきっていました。

 

この時点で直感はほぼ確信に変わっていましたが、それでも一縷の望みに賭けて自分の考えを否定します。

 

まだニコからは温もりを感じます。

きっとまだ生きている、そう信じて車を走らせました。

 

 

病院につき、先生に診てもらいます。

 

結果は死亡。

やはりニコはすでにこの世を去っていました。

 

信じられない気持ちでいっぱいです。

涙をこらえながら病院をあとにします。

 

家に向かう車中でようやくこれが現実なんだとわかり始め、感情が爆発。

子どものように泣き喚きました。

 

家に帰ると妻とお客さんが私の帰りを待っていました。

気の毒なのはお客さんです。

 

自分が来たせいでニコが死んでしまったと自責の念にかられていました。

私たち夫婦はそんなことは微塵も思っていないと必死に伝えました。

 

と言ってもこんな出来事のあとで楽しくお話なんてできません。

その日はすぐに解散となりました。

 

 

悲しみに暮れながらもニコの遺体を弔ってやらなければならないので火葬場へと連絡。

午後から火葬場へと向かいました。

 

 

火葬場へと向かう車中もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。

ニコを棺に収め、お別れの言葉をかけます。

 

そして火葬のスイッチを夫婦で押しました。

ボタンを押した瞬間、二度とニコに会うことはないんだ。

 

あのフワフワした温かい身体をもう二度と撫でることは出来ないんだという思いが一気に溢れ、涙となって流れ落ちました。

 

後悔はたくさんあります。

全力で可愛がったという自信はありますが、それでもなお。

 

数時間後、骨となったニコを火葬場へ迎えに行き、家へと連れ帰りました。

ニコの遺骨は私のデスクの隣に置いてあるので、このブログを書いている今も隣にいます。

 

ニコはいなくなってしまったけれど、姿を変えていつでも私の隣にいてくれている。

そう考えています。

 

そう考えなければ辛すぎるのです。

 

この記事を書いているときも涙が止まりませんでした。

今まで通りの生活に戻ってきたとは言え、まだ悲しみは消え去っていないようです。

 

これから少しずつ、悲しみとともにニコの記憶が消えていってしまうでしょう。

それでもニコという存在がいたことを決して忘れないようここに記してきました。

 

まだまだ書き漏らしたエピソードはたくさんありますが、ここで締めたいと思います。

 

 

ニコへの感謝の気持ちを込めて。

 

 

それではまた。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました