[書評]「殺戮にいたる病」を読んで感じたこと

恐怖と不快感と最後に待ち受ける予想外の結末

久しぶりに小説を読みました。

 

それがこちら。

 

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永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

 

 

 

 

いやぁなんというか、色々と衝撃の内容でした。

 

繰り広げられる猟奇殺人。

次々と殺されていく若い女性。

 

そればかりか殺した女性をさらに陵辱する犯人。

 

読んでいて胸が悪くなるような描写が続きます。

 

 

娘のいる身としては途轍もない恐怖です。

 

もし、こんな奴が現実にいたら。

娘がその手にかかってしまったら。

嫌でも想像してしまいます。

 

 

気分が悪くなる、しかし読むのを止められない。

 

 

一体この先、犯人はどうなるのか?

あとどれくらいの人間を手に掛けるのか。

 

気になってどんどん読んでしまいました。

 

 

映画や漫画で狂った人間というものが描かれることがあります。

奇声を上げたり、異様な目つきだったり、意味不明な言動を繰り返したり。

 

 

たしかにそんな人がいたら怖いと思いますが、私が最も怖いと思うのは見た目はごく普通の人。

それでいながら中身は常人とは全く異なった思考で動いている人間です。

 

人を殺すことに対して微塵も躊躇いや罪悪感がなく、当たり前のように人を殺す。

見た目は普通なのでその異常に誰も気付けない。

 

この作品ではそんな私が1番怖いと思う人間が犯人として描かれています。

 

90年代の作品なので少し古い描写もありますが、そんなことは全く関係なく読むことができました。

 

そして待ち受ける結末。

 

衝撃のラスト!

と謳い文句としては死ぬほど使い回された表現ですが、衝撃のラストとしか表現しようのない結末でした。

 

読んだ後はしばし呆然。

爽やかな読了感は全くなく、うまく言い表せない重苦しい気持ち。

 

ただ、すごい本を読んだという感覚だけが残りました。

 

Kindle Unlimitedで読めますので、興味のある方で残酷な描写に抵抗がない方は読んで見てはいかがでしょうか。

 

 

それではまた。

 

 

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